参画水量についてはありません。
8: ◯原
委員
ないということですね。
9:
◯寺本企業局開発課長
はい。
10:
◯田中(八)
委員
参画水量についてはと言われましたけど、何かそのほか変更があるんですか。
11:
◯寺本企業局開発課長
需要量といいまして、とり始めの数量とか、この2ページ目につけております需要量でございますが、この辺のところについては変更が考えられます。
12:
◯野津委員
3ページ目の長期表。
13:
◯寺本企業局開発課長
3ページでございますね。3ページ目に表をつけておりますが、長期需要量につきましては今後検討していきたいというふうに聞いております。
14: ◯原
委員
ちょっと待った。ということはどういうこと。このもとになる数字については異論はないが、実際使う水については途中で変更するかもしれないということですか。
15:
◯寺本企業局開発課長
年割等については、とり始めの数量とか、それから年度ごとにこれだけとりますよということを今してもらっとるわけですけど、取りまとめたとこでございますけど、その数字につきましては検討もしていくというふうに聞いております。
16: ◯原
委員
どこが検討するんですか。
17:
◯寺本企業局開発課長
松江市です。
18: ◯原
委員
ということは、さっきおっしゃるように、需要が減れば高くなりますよと、ふえれば安くなりますよという観点からいけば、
松江市さんが大量に要らないと言ったときには全体の水道料金が上がるということですか。
19:
◯寺本企業局開発課長
そうでございます。
20: ◯原
委員
そうなの。
21:
◯渡部企業局長
3ページ目の表をごらんいただきますと、
松江市は2万トンの参画水量で、平成23年が1万100トンと、平成24年が1万1,000トンと、このように水を使っていきますよという現在の予測がございまして、最終的には2万トンになりますけども、この2万トンは変わらないけども、途中でこの1万100トンが例えば9,000トンになったり、それから例えば25年でいきますと1万1,900トンと書いてありますけども、これが1万1,000トンになったり、逆に1万4,000になったり、そういった変更はこれからありますよということでございます。ですから実際に水を幾ら使うということは、23年だったら前年に幾ら使いますということを契約いたしますので、例えば1万100トンが5,000トンになったらどうかということでございますけども、
松江市については、もともといわゆる施設費は2万トンいただくことにしておりますから、それは変わらないわけでして、
松江市が仮に1万トンが5,000トンになれば、その施設費部分が、
松江市の施設費部分が上がるということになります。ですから全体が上がるんでなくて、減った市町村はそれだけ高くなります。水が減れば、それだけ単価は、ですから責任持って施設費を払ってもらわないけんということでございます。
22: ◯原
委員
だから、施設費は払いましょうということになってるわけ。
23:
◯渡部企業局長
そういうことです。
24: ◯原
委員
わかりました。
25:
◯野津主査
ほかにはございますか。
どうぞ。
26: ◯渡辺
委員
ちょっとわからんのだけども、この供給単価の算出方法、30年平均の供給単価を130円から140円にしようと。これは、30年というのは今、この3ページのこの表を見て、3万5,400トンの参画水量がありますが、これではじいて出してあるもの。例えば、どんなはじき出し方するんかいな、30年平均というのは。
27:
◯渡部企業局長
30年平均の出し方は、水需要予測の合計をごらんいただきますと、平成23年が2万1,400トン、毎年上がっていきまして、平成33年には3万4,400トン、それから平成34年が3万5,400トンで満杯になるわけですよね。この後はずっと満杯でいくと。30年間をとりまして、その30年間の平均はこの金額になるということでございます。
28:
◯田中(八)
委員
平成30年という意味じゃなくて、供給開始から30年間という意味ですか。
29:
◯渡部企業局長
そうです。23年から52年ですね。
30: ◯渡辺
委員
それで、減ったりふえたりするんですね。
31:
◯田中(八)
委員
こうなってこうなって、この30年間。
32: ◯渡辺
委員
そうすると、下のこの単価は受水量が減れば高くなる、ふえれば安くなるという理解はどう考えればいいんですか。平均で単価決めとるんなら。
33:
◯渡部企業局長
ですから、この34年以降は3万5,400トンとっていただくという今前提になっておりまして、それまでは徐々に上がっていくという前提になっております。
34: ◯渡辺
委員
だけん、3万5,400が基準になっとるんじゃないかないうてわしは言うんだ。
35:
◯渡部企業局長
そうじゃなくて、33年までは3万5,400行かないという計画になってますから、行かないところはこの水量をとったらいくらになるかという計算をしております。34年以降は3万5,400をとっていただくと、その30年間の平均。最初から3万5,400でやってるんじゃなくて、平成23年は2万1,400トンとられると。24年は2万2,600トンとられる。
36: ◯原
委員
ということは、前半は高いということでしょう。
37:
◯野津主査
そうそう前半は高い。
38: ◯渡辺
委員
前半は高いんだろう。高うて130円か140円という受けとめ方すりゃいいの。
39:
◯渡部企業局長
違います。
40: ◯渡辺
委員
違うの。
41:
◯渡部企業局長
30年間の平均です。ですから、前半はもっと高くなります。
42: ◯渡辺
委員
そうなんですね。これ見ると、130円じゃないかなと思うじゃない。
43:
◯田中(八)
委員
高いっていうのは、さっき言った施設費は松江なら松江に割り振ってあるんならば、
松江市は高いかもしれんけど、ほかの市は高くないということにもとれるんだけど、そういうふうにとっていいんですか。
44:
◯渡部企業局長
施設費は、その施設費の総額が決まっとるわけですから。
45:
◯田中(八)
委員
決まってるから、それが割り振ってあるわけでしょう。
46:
◯渡部企業局長
そうですね。この水量の多い少ないにより水の単価の設定が変わるわけです。
47:
◯田中(八)
委員
だから、早く水をいっぱいいっぱいとれば高くならないですよね。
48:
◯渡部企業局長
そういうことです。
49: ◯藤山
委員
これ、計算のその基礎というのは、平成35年になっても旧町村単位で計算するということの契約になるのか。
50:
◯渡部企業局長
35年の中に合併されて水道事業体が一つになれば、それは事業体ごとに契約されることになりますね。
51: ◯藤山
委員
ということは、玉湯とかそういうところも今度
松江市として計算し直すいうこと。
52:
◯渡部企業局長
そういうことになりますよね。参画水量は新しいところに引き継いでいただくということになります。
53:
◯野津主査
参画水量は変わらんわけだから、それは、トータルで。
54: ◯藤山
委員
それで気になるのは、ここへ入ってない島根町がもし水需要が出てきたときに、当然
松江市の参画から分水を可能と理解していると。
55:
◯渡部企業局長
私どもと契約するのは
松江市になりますから、
松江市さんの参画水量は2万トンプラスこの八束郡の、東出雲町を除いてですけれども、その町村の合計になります。その水をどう使われようとそれは
松江市さんの中でお考えいただくことだというふうに考えています。
56:
◯野津主査
よろしいですか。
57: ◯井田
委員
済みません。十分に私理解をしてないのでもう一度確認、この単価の問題ですが、参画水量はもうちゃんと決まってますよね。それから需要予測によって毎年変わってきますね。実際に単価を決められるのは、実際のその年その年の給水量というか受水量によって計算をされていくんではないですか、計画とは関係なく。
58:
◯渡部企業局長
そうです。
59: ◯井田
委員
そうしますと、このとおりにいかないかもわかりませんね。現実問題。現実の単価。
60:
◯渡部企業局長
実際に契約してただく水の量がこの予測と違っておれば、当然単価は動きますね。
61: ◯井田
委員
そういうことですね。ただ変わらないのは設備費、当初の設備費、施設費、これはこの参画水量に基づいて計算をされて各市町村ごとに割り振られとるから、この部分は変わらないが、固定部分は変わらないが、変動部分は変わるということですね、実際の取水量によって、そういう理解でよろしいですか。
62:
◯渡部企業局長
そうです。
63:
◯野津主査
2ページ目の中段の図で見ればわかると思いますけど、そういうことです。
64: ◯渡辺
委員
そうなの。
65:
◯野津主査
この2ページ目の中段の部分。
66: ◯原
委員
需要予測によって少なければ高くなりますよいうことは、企業局は関係ないんでしょう。各市町村の単価が変わってくるだけであって、県としてはもらうべきものはもらいますよと、計算どおり、そういうことでしょう。
67:
◯渡部企業局長
総額としてもらいますけれども、使っていただく水の量が減れば、単純に計算しても、減れば単価は高くなる。
68: ◯原
委員
それは事業側の単価が上がるということでしょう。企業局は変わらんでしょう。
69:
◯渡部企業局長
一緒です。
70:
◯野津主査
ですから、企業局としては全然関係ないわけだ。
71: ◯渡辺
委員
そういう受けとめ方でいいんですね。
72:
◯田中(八)
委員
この料金の構成の資本費と運転管理費、7・3になってるわな。これは3万5,400トンのときの。
73:
◯渡部企業局長
この水需要予測どおり受水いただいたときの計算でございます。
74:
◯渡部企業局長
それで、この130から140については、これから工事費もどうなるかわかりませんし、それから大きいのが、起債の利息というのが非常に大きい要素を占めておりまして、今非常に低い利率でやってますけど、これが上がっていけば資本費も上がっていくということがございますが、これはあくまでも現段階のこの水の量をこのままとっていかれた場合の試算でございますから、これは当然変わってきますので、その点は御理解いただきたいと思います。
75: ◯原
委員
起債の利率、変わるんですか。
76:
◯渡部企業局長
そうです。
77: ◯原
委員
最初に、例えば今の単価で契約したら、計画時まではずっと同じ経営じゃないんですか。
78:
◯渡部企業局長
起債もその償還期間が30年ですが、30年間変わりませんけれども、これからつくる施設についてはこれから借りますので、その起債が変わってくるということです。
79: ◯原
委員
わかりました。
80: ◯藤山
委員
一つこの表の中で美保関町が27年から量が一時的に減るが、これはなぜですか。
81: ◯寺本開発課長
転換する時期がいろいろあるもんですから、その辺のところを聞いて、その転換する時期等がおくれれば後からふえてくるということになります。
82: ◯藤山
委員
最初は多くて減ってくる。
83: ◯渡辺
委員
何かわからん。
84: ◯藤山
委員
技術的に切りかえの時期ですか。
85: ◯寺本開発課長
転換水量と需要の伸びの数量ですから、この転換をちょっとおくらせてやるということになる。転換は後でやるからだんだんふえてくる。
美保関自体は実際は人口減という予測をしておりまして、事業自体は減っていくという形になっておりますけども、転換水量がまたあるわけですから、この辺の時期に転換をするということで後年で増となっています。
86:
◯渡部企業局長
人口が減ってくれば需要量は減ってきます。例えば平成33年にぽんとふえてますけども、これはそのときに簡易水道をこの上水に切りかえると、そういうことがございますから。
87: ◯藤山
委員
そういう意味かな。それまで簡易水道でつないでいくということですか。
88:
◯渡部企業局長
そうです。
89:
◯田中(八)
委員
平成23年からも書いてありますけど、実際に給水開始はこの時点になるわけですね。
90:
◯渡部企業局長
23年の予定です。
91:
◯野津主査
よろしいですか。
92: ◯渡辺
委員
この決算別
委員会始めたというのは、
委員会質疑のときの尾村議員の質問でちょっとということになった分であって、そのときの言い分が、
松江市の受水計画が変更になるじゃないかと、変更になるが大丈夫かというからここで調査しないといけないのでは。と、いうことだったんだけれど、その辺は大丈夫なんだな、どんな変更なろうと。
93:
◯渡部企業局長
先ほど申し上げましたように参画水量は変わらないわけです。
94: ◯渡辺
委員
参画水量を捉えておけばいいわけですね。
95:
◯野津主査
御理解いただきましたでしょうか。
よろしいですか。
それでは、執行部の皆さん、どうも御苦労さまでした。
96:
◯野津主査
それでは、ただいま企業局から斐伊川水道事業について説明を受けましたが、このことについて指摘事項にするかどうかですが、私としては、先ほどから議論にありますように、現時点で将来の市町村参画水量に変更がないこと、それから施設整備についても手戻りが生じないように必要最小限のものであることから、指摘事項としないことといたしたいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
97:
◯野津主査
それでは、そのようにさせていただきます。
それでは、次回の
委員会で改めて指摘事項の案をお示ししたいと思います。
その他何かございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
98:
◯野津主査
それでは、ないようですので、次回の
分科会は12月13日、午前中に全体会がございまして、午後の予定になっておりますので、よろしくお願いいたします。
本日はこれをもって閉会いたします。どうも御苦労さまでした。
発言が指定されていません。
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